Akiです。
ベトナムのハノイでは今、地下鉄建設が行われています。正確にはハノイ都市鉄道（メインは高架で一部が地下）というそうです。これでハノイの交通渋滞も緩和されることでしょう。Akiは、その開通を今か今かと待っています。ベトナムを訪れた方はわかるかと思いますが、バイクの波に圧倒されて、歩いて道を横断するのが至難の業なのです。Akiは、彼氏と一緒にいるときは二人でくっついて渡り、いないときは、これから渡ろうとする現地のベトナム人を見つけて、一緒に渡るようにしています。すばやい行動は厳禁です。ゆっくりとバイクの流れを縫うように、そしてオートバイの運転手にアイコンタクトを投げかけながら渡るのです。正直、これは苦手です。なのでハノイの地下鉄には大いに期待してます。これ、全部で9路線が計画されているようです。
それで、まず２路線が着工しました。
・2010年9月25日にフランスのアルストム社によって3号線の建設が開始
・2011年10月10日に中国の中鉄六局集団有限公司によって2A号線の建設が開始
３号線は2023年に開通予定、一方の2A号線は2014年に完成する計画だったのですが遅れが生じ、やっと2018年9月20日に試運転を開始し、2019年のテト（2月5日）前に開業を目指しました。しかし、すぐ2019年4月に延期され、それでも4月に開業できず、さらに延期。現時点でもまだ動いていません。
”だから、言わんこっちゃない、中国にまかせるからこんなことになったんだ。日本にやってもらった方がよかった” という声が現地ではあがっているそうです。彼氏にも聞いていましたが、同じことを言ってました。それで、結局、開通はいつになるかわからない、ということでした。
地元メディアの報道によれば、遅れの理由は、やはり請負業者である中国中鉄６局集団の事業経験不足、資金調達の遅れなどだそうです。この間、事業費も当初の見積もりの８兆７０００億ドン（約３億７０００万ドル）から、現在は１８兆ドン（７億７０００万ドル）に膨れ上がっているそうです。安物買いの銭失い、の典型です。
どうなっちゃうんでしょうか？ 今年中に開業できれば御の字。彼氏のTuは地下鉄ができることすら信用していないようです。
ハノイ地下鉄、空中分解しないように祈るしかないようです。
こんな素敵なブログがありました。Akiなんかが書いた内容よりもっと詳しい。
ハノイ地下鉄（終わり）
PS. 最近、彼氏のTuが言うには、ハノイは建築ラッシュでほこりがすごくて、外に出るときはマスクがかかせないそうです。急速に発展するベトナムなので仕方がないのかもしれません。
